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長期装着型CGMの販売を強化 PHC、日本でも発売検討

 PHCホールディングスは11月28日、東京都内の本社で糖尿病マジメント事業についてのメディア説明会を開いた。宮﨑正次社長兼CEOは、「さらなる成長が見込まれるCGM(持続血糖測定システム)を成長領域と定め、重点的に事業強化を図る」と述べ、皮下埋め込み型CGMの販売を世界で強化する方針を明らかにした。日本では、1年間継続使用できる長期装着型を今後発売する計画。


 同社は2025年度までの中期経営計画で年5%の事業成長目標を掲げている。患者数の増加に伴い世界の糖尿病モニタリング市場は今後拡大し、さらにBGM(血糖値測定システム)からCGMへの移行が進むと予測。事業成長のため、提携先である米社の製品で長期装着が特徴の「Eversense E3 CGMシステム」の販売を強化する。


 Eversenseは、長さ16ミリ・幅3ミリの細長いセンサーを専用の器具で皮下に埋め込んで使う。米国では、研修を受けた看護師が患者の上腕の皮膚を5ミリ切開して埋め込む。埋め込み部位に貼付した小型のトランスミッターを介して、スマートフォンのアプリで間質液グルコース値を連続的に記録する。



皮下に埋め込むセンサー(右)とトランスミッター






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