血圧管理アプリの使用を「提案」 高血圧学会が指針mitsui0417 時間前読了時間: 1分 日本高血圧学会はこのほど、「デジタル技術を活用した血圧管理に関する指針」をまとめた。18歳以上の高血圧者が血圧管理のスマートフォンアプリを使用することを「提案する」と指摘した。複数の文献のシステマチックレビューの結果、6カ月後の診察室収縮期血圧が2.76mmHg低下したことなどを根拠とした。一方で、6カ月以降の長期間の効果はエビデンスが不十分とした。 指針の作成委員会の有馬久富委員長(福岡大学)は4月3日のプレスセミナーで、「血圧が5mmHg下がるだけでも脳卒中や心疾患の発生が9%減ることが分かっており、インパクトのある結果になった」と述べた。 血圧低下作用が実証されたスマホアプリは2024年7月時点で4つあり、うち1つは保険収載されている。詳細はこちら
多項目アレルギー検査で感作状態を分類 理化研、進行・症状予測への活用期待理化学研究所は4月9日、日本ケミファの「ドロップスクリーン 特異的IgE抗体測定キット ST-1」による多項目検査が、従来の単項目測定法と同様な感度・精度を持つとともに、アレルゲンの種類や患者の感作状態を分類できることが分かったと発表した。今後、感作状態をパターン分類するこ...