膵がん特異的スクリーニング法を開発 九州大学などの研究チームmitsui041 日前読了時間: 1分 九州大学は3月12日、同大学病院/同大学大学院医学研究院臨床・腫瘍外科学分野の中村雅史病院長/教授らの研究チームが、膵がん特異的スクリーニング法を開発したと発表した。 胃の内視鏡検査の際に、膵炎のリスクがあるセクレチンを投与せずに十二指腸液を採取し、膵がん細胞が産生する特定のタンパク質(S100P)を測定する。健康診断や人間ドックのオプション検査として導入準備中で、共同研究を実施した福岡赤十字病院が今春以降に導入を予定している。 開発したのは、中村氏と国内外19施設および国内2企業の研究チーム。2月の定例会見で概略を発表していたが、このほどリリースとしてまとめ改めて発表した。資料はこちら