緑内障の診断AIを開発 東北大のチーム 東北大学は3月3日、AIを活用した緑内障スクリーニング(AI-GS)ネットワークを開発したと発表した。視神経乳頭出血など、緑内障の診断上、重要な所見を個別に解析し、それらの結果を統合して緑内障の有無を判定する。 8000枚の眼底写真を用いた検証結果では、感度93.52%、特異度95%を達成した。軽量設計で携帯型デバイスでも利用できるため、今後、専門医の少ない医療過疎地などでの活用が期待されるという。 開発したのは、東北大学大学院医学系研究科眼科学分野の中澤徹教授、シャルマ・パーマナント准教授らの研究チーム。AI-GSネットワークは、眼底写真の変化が小さい初期緑内障を高精度で検出できる点が大きな強みだ。 研究成果は2月27日付で医学雑誌「npj Digital Medicine」に掲載された。資料はこちら
東北大学は3月3日、AIを活用した緑内障スクリーニング(AI-GS)ネットワークを開発したと発表した。視神経乳頭出血など、緑内障の診断上、重要な所見を個別に解析し、それらの結果を統合して緑内障の有無を判定する。 8000枚の眼底写真を用いた検証結果では、感度93.52%、特異度95%を達成した。軽量設計で携帯型デバイスでも利用できるため、今後、専門医の少ない医療過疎地などでの活用が期待されるという。 開発したのは、東北大学大学院医学系研究科眼科学分野の中澤徹教授、シャルマ・パーマナント准教授らの研究チーム。AI-GSネットワークは、眼底写真の変化が小さい初期緑内障を高精度で検出できる点が大きな強みだ。 研究成果は2月27日付で医学雑誌「npj Digital Medicine」に掲載された。資料はこちら