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経鼻インフルワクチンの影響確認を 厚労省が各社に要請


 厚生労働省は、2024/2025年シーズンからインフルエンザの経鼻ワクチンが臨床で使われはじめたことを受け、検査結果への影響を確認するよう体外診断用医薬品のメーカー各社に求める通知を出した。添付文書の記載を確認し、内容が十分でない場合には改訂するよう要請した。通知は12月4日付。

 確認を求めたのは、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスを同時に判定できる一般用のキットと、インフルエンザウイルスを検出する医療用の体外診断用医薬品(核酸検査試薬を含む)。

 メーカー各社に対し、対応結果を医薬品医療機器総合機構(PMDA)に報告するよう求めている。

 インフルエンザの経鼻ワクチン「フルミスト点鼻液」は2023年に薬事承認を取得し、2024年10月に発売された。添付文書には、「本剤接種後一定期間は、本剤由来のワクチンウイルスがインフルエンザの迅速検査で陽性反応を示す可能性がある」と記載されている。

2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

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