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精神障害による労災認定、医師・看護師で増加傾向 厚生労働省、過労死防止白書

医師・看護師の労災支給決定(認定)件数〈精神障害事案〉
 厚生労働省は10月11日、2024年版の「過労死等防止対策白書」を閣議決定した。医師・看護師が精神障害で労災認定された事案の分析結果を掲載し、近年増加傾向にあることを示した。

 2010~20年度の11年間分を分析した。

 それによると医師の労災認定件数は2010年からの6年間で計10件だったが、2016年から5年間では計21件に増加した。看護師も計79件から計114件に増えている。発症年齢は医師は30代、看護師は30・40代が多い。

 労災認定の要因となった出来事について最も多かったのは、医師は「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」、看護師は「悲惨な事故や災害の体験、目撃をした」だった。

2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

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