top of page

検査技師による成分採血を視察 日臨技・宮島会長、八重洲献血ルームを訪問

八重洲献血ルームを視察する宮島会長

 日本臨床衛生検査技師会の宮島喜文会長は3月28日、日本赤十字社東京都赤十字血液センターの東京八重洲献血ルームを視察し、血液成分採血業務に従事する臨床検査技師らと意見交換を行った。宮島会長は視察後、成分採血装置の接続や操作も含め、「トレーニングを積むことで検査技師でも十分に対応できる。タスクシフト・シェアで認められた業務に、現場で前向きに取り組む検査技師は頼もしい」などと語った。


 検査技師による成分採血は、タスクシフト・シェア推進に関する法改正を受け、新たな業務範囲に追加された業務の一つ。日臨技が開いている研修の受講を条件に実施することが認められている。


 東京駅に直結している八重洲献血ルームは2023年5月、成分採血のうち血漿採血専用ルームとして開設。ゆったりとくつろげる採血ベッドやコワーキングスペースを備え、完全予約制で1日約70人が献血に訪れる。


 同ルームでは検査技師が、成分採血を行う際の静脈路を確保し、成分採血装置の接続と操作、終了後の抜針や止血行為を担当する。従来、成分採血に携わる検査技師は1人だったが、4月以降は検査技師が3人体制となった。


献血ルームに貼られているポスター

記事下バナー_地域特性から考える「明日の検査室」_PC.jpg

その他の最新記事

MTJメールニュース

​株式会社じほう

bottom of page