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検査室の人材確保、約7割が苦慮 日臨技調査


 日本臨床衛生検査技師会がまとめた2023年度施設実態調査では、検査室の人材確保や外部精度管理の受検状況なども調べている。求人募集しても求人枠に満たない、希望者がいないなど、人材確保に苦慮する施設が回答施設の7割を超えた。


 求人募集に対する希望者の状況(回答2772施設)では、「求人枠に満たない場合がある」19.9%、「求職希望者がいない場合がある」33.6%、「(ここ数年にわたり)求職希望者がいない」17.9%で、回答施設の7割以上で人材確保に苦慮している実態が示された。都道府県別に見ると、地方での人材不足が目立つほか、病床数が少ない施設ほど求職希望者が少ない傾向があった。


●外部精度管理、約1割は参加せず


 外部精度管理調査の受検状況(回答3258施設)では、日臨技主催調査が67.2%で最も多く、次いで都道府県技師会56.0%、日本医師会44.4%、都道府県医師会23.7%、日本衛生検査所協会3.0%、その他22.1%。「参加していない」は10.7%あった。


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