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検体測定室のデータとPHRが連携 ロシュ・アボットのPOC生化学分析装置

 ロシュ・ダイアグノスティックスなどは2月8日、薬局に設置されている検体測定室で測定された検査値情報を、QRコードを用いてスマートフォンのPHRアプリ「MySOS」とデータ連携するアップデートをしたと発表した。POC生化学分析装置のうち、ロシュのコバス b 101とコバス b 101 プラス、アボット ダイアグノスティクス メディカルのアフィニオン 2でデータ連携ができる。


 「MySOS」は、アルムが開発したPHRアプリ。健康や医療の記録をし、必要に応じて受診をサポートする。今回のデータ連携により、対象装置で測定した血液検査の情報も一元的に管理できるようになった。


 今回のデータ連携は、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期課題の一つ「統合型ヘルスケアシステムの構築」(プログラムディレクター:永井良三氏・自治医科大学学長)の研究開発計画の一環として実施。このプログラムでは、PHRと医療データベース間のデータ連携やAIによる問診システムなどの開発も検討されている。





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