検体検査精度管理の努力義務、適合率は前年微減の94.6% 都道府県による病院立ち入り検査 厚生労働省は9月20日、医療法第25条に基づき2021年度に各都道府県などが病院に実施した立ち入り検査の結果をまとめた。医療法の基準に適合している病院の割合(適合率)が低いワースト10のうち検体検査関係は4項目に増えた。 内部精度管理や外部精度管理調査の受検などの努力義務の項目である「検体検査に係る精度管理体制整備」の適合率は94.6%(前年度96.5%)でワースト2位だった。 ほかに、「検体検査に係る台帳作成」(適合率96.0%)がワースト3位、「検体検査に係る作業日誌の作成」(96.4%)がワースト4位、「検体検査に係る標準作業書の常備・周知」(97.1%)がワースト8位となった。 前年度は、適合率の低い項目のワースト10のうち検体検査関係は2項目だった。 立ち入り検査が行われたのは全8032病院のうち5515病院で、実施率は68.7%(前年度32.1%)。資料はこちら表:適合率の低い項目
厚生労働省は9月20日、医療法第25条に基づき2021年度に各都道府県などが病院に実施した立ち入り検査の結果をまとめた。医療法の基準に適合している病院の割合(適合率)が低いワースト10のうち検体検査関係は4項目に増えた。 内部精度管理や外部精度管理調査の受検などの努力義務の項目である「検体検査に係る精度管理体制整備」の適合率は94.6%(前年度96.5%)でワースト2位だった。 ほかに、「検体検査に係る台帳作成」(適合率96.0%)がワースト3位、「検体検査に係る作業日誌の作成」(96.4%)がワースト4位、「検体検査に係る標準作業書の常備・周知」(97.1%)がワースト8位となった。 前年度は、適合率の低い項目のワースト10のうち検体検査関係は2項目だった。 立ち入り検査が行われたのは全8032病院のうち5515病院で、実施率は68.7%(前年度32.1%)。資料はこちら表:適合率の低い項目