日本臨床衛生検査技師会の宮島喜文会長は10月27日、同日から立候補受け付けが開始された次期会長候補者選挙への不出馬を表明した。本紙の取材に明らかにした。
宮島会長は、「未来構想や今後の組織改革など道半ばのテーマもあるが、2040年に向けてその時代を担う次世代に早めに交代を図る必要があると判断した。今春に手術を受けたが体調面は回復しており、それが理由ではない」と説明。また、「前回の会長選では、日臨技会長として参院選に出馬することを掲げて当選したにもかかわらず、選挙戦に持ち込めず断念してしまった。会長選の公約を果たせず、組織のリーダーとしてのけじめをつけなければならない」と語った。
次期会長選の立候補の受け付けは10月27日〜11月8日。投票期間は12月18日~来年1月4日で、開票日は1月6日。