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日立ハイテクなどの技術に「発明賞」 血清表面の気泡をモニタリング

 発明協会は6月4日、2024年度の全国発明表彰の受賞者を発表した。臨床検査関係では日立製作所と日立ハイテクの共同開発成果である「正確で高感度な血液検査を実現する画像処理技術の発明」が発明賞に選ばれた。採血管内の血清試料表面に発生した気泡の状態を捉え、検査結果への影響を与えるかどうかを高精度に判定する画像処理技術で、特許を取得している。

 採血管の血清試料表面に微小な気泡があると、検査結果などに影響する可能性がある。このため両社は、AI(人工知能)を活用し、画像処理をベースに気泡のモニタリングと影響評価を行う技術を発明した。

免疫分析装置「cobas e 801」に搭載されている画像処理モジュール

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