新規ワクチン、接種後48時間の献血制限 厚労省調査会 厚生労働省は血液事業部会安全技術調査会を9月27日に開き、Meiji Seika ファルマの新型コロナウイルスワクチン「コスタイベ」について、接種後48時間は献血を制限することを決めた。すでに接種されているメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンと同じ扱いとなる。 コスタイベは、次世代mRNAワクチンとされるレプリコンワクチンで、他国に先駆けて薬事承認された。細胞内にmRNAが到達すると自己増幅されるよう設計されており、既存のワクチンに比べ少ない接種量で効果が持続すると期待されている。10月に始まった定期接種から使用される。 調査会では、厚生労働科学研究班の見解などを基に議論した。研究代表の大隈和・関西医科大学教授氏は、レプリコンワクチンの筋注部位から血中への mRNA排出量は、接種後48時間で「100分の1」、1週間後には「1000分の1」から「5000分の1」にまでそれぞれ減衰していることから、採血血液に混入するmRNAの影響は「非常に限定的」との見方を示した。資料はこちら
厚生労働省は血液事業部会安全技術調査会を9月27日に開き、Meiji Seika ファルマの新型コロナウイルスワクチン「コスタイベ」について、接種後48時間は献血を制限することを決めた。すでに接種されているメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンと同じ扱いとなる。 コスタイベは、次世代mRNAワクチンとされるレプリコンワクチンで、他国に先駆けて薬事承認された。細胞内にmRNAが到達すると自己増幅されるよう設計されており、既存のワクチンに比べ少ない接種量で効果が持続すると期待されている。10月に始まった定期接種から使用される。 調査会では、厚生労働科学研究班の見解などを基に議論した。研究代表の大隈和・関西医科大学教授氏は、レプリコンワクチンの筋注部位から血中への mRNA排出量は、接種後48時間で「100分の1」、1週間後には「1000分の1」から「5000分の1」にまでそれぞれ減衰していることから、採血血液に混入するmRNAの影響は「非常に限定的」との見方を示した。資料はこちら