カーブジェン(東京都渋谷区)は11月16日、微生物推定支援AIソフトウエア「BiTTE-iE」(ビッテ・アイイー、非医療機器) の提供を同日から開始したと発表した。AI画像解析技術によりグラム染色像から微生物の種類を推定する。アイフォーン用のアプリで、アップストアからダウンロードする。
ソフトウエアをインストールしたスマートフォンを光学顕微鏡にセットしてグラム染色画像を撮影する。グラム陽性球菌・桿菌、グラム陰性球菌・桿菌、酵母様真菌、複数菌、菌体無しの7つの分類を95%の精度で10秒で推定する。参考情報として菌種も示す。同社が9月に発売した自動グラム染色機「PoCGS-iE」(非医療機器) と組み合わせて使うことで、担当者の経験に左右されることなく染色標本の作製から菌種分類の推定までが短時間で可能になるという。
利用料金は月単位のサブスクリプションで、月の利用回数に応じ4235~2万6620円。初回1か月は無料で無制限に使える。