top of page

多項目アレルギー検査で感作状態を分類 理化研、進行・症状予測への活用期待

  • mitsui04
  • 1 日前
  • 読了時間: 1分
 理化学研究所は4月9日、日本ケミファの「ドロップスクリーン 特異的IgE抗体測定キット ST-1」による多項目検査が、従来の単項目測定法と同様な感度・精度を持つとともに、アレルゲンの種類や患者の感作状態を分類できることが分かったと発表した。今後、感作状態をパターン分類することで、アレルギー疾患の進行状況や症状を予測できるようになることが期待できるという。

 国立病院機構相模原病院アレルギー科外来を受診した3歳未満の乳幼児244人の血清を用いて、ドロップスクリーンと従来法のクラス一致率を求めたところ、陽性一致率93.5%、陰性一致率93.0%、全体一致率89.3%となり、ドロップスクリーンが従来法と同様の感度と精度を持つことが分かった。

 研究成果は、日本アレルギー学会誌「アレルギー」(4月10日付)に掲載された。
2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

その他の最新記事

MTJメールニュース

​株式会社じほう

bottom of page