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国民向け医療フォーラムを計画  日臨技・宮島会長の対談を想定


 日本臨床衛生検査技師会の益田泰蔵常務理事は1月27日、全国臨床(衛生)検査技師会会長会議で政策広報活動について説明し、国民向けの医療フォーラムを開く計画を明らかにした。初回は宮島喜文会長との対談形式を想定し、一般の国民も見られるようホームページへの動画の掲載を検討する。


 益田氏は医療フォーラムについて「検査技師がどのような医療の未来を考えているかを(国民に)伝える」と述べた。


●人材育成研修会を見直し


 益田氏はまた、人材育成・組織強化に関連する講習会や研修会を来年度以降見直す方針も示した。


 現在、卒後3〜5年の会員向けの「初級・職能開発講習会」、30代後半〜40代の会員向けの「地域ニューリーダー育成研修会」を実施している。特に育成研修会は、2022年度から5年間にわたる第2期の2年目を迎え、1月20〜21日には東京都内で集合型研修を開催した。受講生が中心となり、都道府県版のリーダー育成研修会も開かれている。



 また都道府県技師会の新任会長・副会長を対象とした総合研修会も新たに企画する計画を示した。研修会は、日臨技主催の中央開催とし、日臨技と都道府県技師会との間で考え方や協力体制を確認する。


 「これらの研修会を通して、系統的に人材育成・組織強化できることを目指している」と述べた。


●第5次マスタープラン策定へ着手


 益田氏は新たにワーキンググループ(WG)を設け、第5次マスタープラン(基本計画)の策定へ近く検討に入ると明らかにした。昨年8月にまとまった未来構想検討WGの報告書を基に「5〜10年先の日臨技の在り方を踏まえて策定していく」と述べた。3月末までに初会合を開く予定。



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