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入国時サーベイランスDを蓄積 診断薬開発などに活用

  • mitsui04
  • 2024年3月4日
  • 読了時間: 1分

 厚生労働省の感染症部会は2月21日、新興・再興感染症の診断法や治療法などを開発するための情報基盤「新興・再興感染症データバンク事業ナショナルリポジトリ」(REBIND)の対象に、「入国時感染症ゲノムサーベイランス」を加えることを決めた。検体やデータを蓄積する。2024年度中の運用開始を目指す。


 入国時感染症ゲノムサーベイランスは、2023年に新型コロナウイルス感染症の水際対策の終了を踏まえて導入された。成田や羽田、中部など5空港の検疫所で、発熱などの症状があり同意を得た入国者の鼻腔拭い液を採取し、民間検査会社で網羅的PCR検査を行って、呼吸器感染症の病原体遺伝子を検出する。検出結果に基づいて国立感染症研究所がゲノム解析を行う。


 残余検体をREBINDに集積し、呼吸器感染症の診断薬や治療薬の開発に活用できるようにする。


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