2024年度から始まる第3次の「健康日本21」の進み具合などを評価する厚生労働省の専門委員会が10月20日に初会合を開いた。設定されている健康づくり施策の数値目標について、開始6年目の2029年度に中間評価を、10年目の2033年度に最終評価をそれぞれ行う。各自治体が実効性のある施策を進められるよう「アクションプラン」の策定も検討する。
2024年度からの12年間を対象とする第3次計画は、これまでよりも実効性のある施策を目指すとしたのが特徴。女性の健康を明記し、さらに、ウエアラブル端末やアプリなどを活用して健康情報の「見える化」を進める視点などを示した。目標は、栄養・食生活や身体活動・運動などの51項目を設定した。