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タラゾパリブトシル酸塩のコンパニオン診断で承認取得  中外製薬

 中外製薬は2月5日、遺伝子変異解析プログラム「FoundationOne CDx がんゲノムプロファイル」について、タラゾパリブトシル酸塩のBRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺がんに対するコンパニオン診断として、2月2日付で承認を取得したと発表した。


 同剤はポリアデノシン 5'二リン酸リボースポリメラーゼ(PARP)阻害剤で、「ターゼナカプセル」としてファイザーが国内で製造販売承認を取得している。今回の承認により、FoundationOne CDx がんゲノムプロファイルを用いてBRCA1/2遺伝子変異を検出することで、BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺がんに対するタラゾパリブの適応判定を補助する。


 同社はコンパニオン診断の拡充により、治療方針の検討を支援する検査としての価値を高め、前立腺がんの治療発展などへの貢献を目指すとしている。


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