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2次検査促進へプロジェクト 製薬2社

 日本ベーリンガーインゲルハイム、日本イーライリリーの製薬2社は10月17日、健診で異常所見があった人に2次検査の受診を促す「ニジケンProject」を発足させたと発表した。ナッジ理論を用いた受診勧奨通知書の効果を調べる実証研究を今後行う。


 プロジェクトが予定している実証研究は、自然な形で人々に行動変容を促すナッジ理論を使う。文字ばかりの受診勧奨通知書を対照群とし、文字数を減らした上、実行可能で明確な行動を伝えたり、受診できる医療機関を一覧を明示したりした通知書の群と効果の違いを検証する。受診をリマインドする2回目の通知書には、興味を引かせるために4コマ漫画を載せ、さらに「大勢が受診している」と伝えて同調効果も狙う。

記事下バナー_地域特性から考える「明日の検査室」_PC.jpg

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