アラート付きCGMで運転時低血糖が減少 名古屋大学の研究グループ 名古屋大学は3月10日、低グルコースアラート機能付き持続血糖測定器(CGM)がインスリン治療患者の運転時低血糖リスクを軽減したと発表した。 研究グループでは、名古屋大学医学部附属病院でインスリン治療を受けていて、週3回以上運転する糖尿病患者30人を対象に、低グルコースアラート機能付きCGMの低血糖軽減効果を検証するクロスオーバー介入試験を実施した。アラートは、低血糖の少し前段階の80mg/dL未満になった際に出すよう設定した。 結果によると、「アラートあり」の期間では、運転中の低血糖(血糖値70mg/dL未満)の発生率が19%となり、「アラートなし」の期間の33%より低下した。参加者のうち1型糖尿病患者では、運転中以外の時間も含めた低血糖時間(TBR)が有意に短縮。また、参加者の63%が「アラートが運転の自信につながった」と回答したという。
名古屋大学は3月10日、低グルコースアラート機能付き持続血糖測定器(CGM)がインスリン治療患者の運転時低血糖リスクを軽減したと発表した。 研究グループでは、名古屋大学医学部附属病院でインスリン治療を受けていて、週3回以上運転する糖尿病患者30人を対象に、低グルコースアラート機能付きCGMの低血糖軽減効果を検証するクロスオーバー介入試験を実施した。アラートは、低血糖の少し前段階の80mg/dL未満になった際に出すよう設定した。 結果によると、「アラートあり」の期間では、運転中の低血糖(血糖値70mg/dL未満)の発生率が19%となり、「アラートなし」の期間の33%より低下した。参加者のうち1型糖尿病患者では、運転中以外の時間も含めた低血糖時間(TBR)が有意に短縮。また、参加者の63%が「アラートが運転の自信につながった」と回答したという。