日本シグマックスは6月4日、軽量・小型の超音波踵骨測定装置FRS-100A「LIAQUS(リアクス)ポータブル」を6月17日に新発売すると発表した。本体重量を約2kgとし、AC電源に加えて内蔵バッテリーによる駆動を可能とすることで、医療機関内だけでなく、訪問診療や地域検診など場所を問わず運用できる。
測定操作はボタンで行う。測定開始から10秒以内に、骨密度指標であるSOS(骨内伝播速度)値を測定する。SOSは日本骨粗鬆症学会が標準化を進めており、学会標準であるs-SOS値へ換算した値を表示する。
同社ウェブサイトでs-SOS値を入力すればスクリーニング結果がPDFファイルで表示され、ダウンロードや印刷が可能。保険診療では「D217 骨塩定量検査4 超音波法」(80点)が算定できる。
希望小売価格は72万円(税別)。
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