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【新発売】胃がん治療薬のCDxを発売 ロシュ

 ロシュ・ダイアグノスティックスは6月3日、がん組織中のCLDN18タンパクの検出を可能とした「ベンタナ OptiView CLDN18(43-14A)」を発売した。ベンタナベンチマークシリーズの自動免疫染色装置用のコンパニオン診断薬(CDx)。キメラIgG1モノクローナル抗体「ビロイ」のCDxとして、3月に薬事承認を取得し、5月1日付で保険適用された。

 がん組織中に発現するCLDN18タンパクを検出することで、CLDN18.2陽性の治癒切除不能な進行・再発胃がんに対するビロイの適応判定を補助する。

 治療薬のビロイは、CLDN18.2陽性の治癒切除不能な進行・再発の胃がんを適応として、アステラス製薬が国内での製造販売承認を取得済み。5月22日に保険適用されている。

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