カイノスは1月16日、プロカルシトニン測定試薬「LATECLE PCT試薬」を発売した。ラテックス凝集比濁法を測定原理とし、汎用の生化学分析装置で約10分でプロカルシトニンを定量測定できる。
プロカルシトニンは、細菌性の敗血症の鑑別や診断、重症度判定に用いられるバイオマーカーだが、これまでは専用の分析装置が必要で、主に大規模病院で検査されていた。
同試薬により、市中の一般病院での検査が可能になり、敗血症の診断に寄与することが期待できるとしている。同社は関係学会などへ周知を図り、上市3年後に売上高5億円を目指す。
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