臨床検査や臨床検査技師の役割を知ってもらうために全国47都道府県で開催されている、全国「検査と健康展」。今年度の中央会場となった「イオンモール草津」（滋賀県草津市）では11月12日、さまざまな検査機器を用いた健康チェックや顕微鏡等を用いた業務体験、市民向け講演などが開かれた。週末のにぎわうショッピングモールで、地元市民や高校生ら約500人が参加するイベントとなった。
滋臨技の大本和由会長は、検査と健康展について「地元の検査技師養成機関の協力もいただいた高校生への進路相談や、市民向け講演会も盛況だった」とコメント。その上で「開催エリアを2カ所に広げて大がかりなイベントになったが、お子さんを含め、多数の市民が検査機器に触れたり、体験したりすることで臨床検査に興味や自分の健康に持ってもらえたのではないかと思っている」などと振り返った。
