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AD検査薬開発強化へ提携拡大 富士レビオ・米ベックマン


 富士レビオ・ホールディングスは3月13日、スウェーデンに本社を構えるフジレビオ ダイアグノスティクス(FDAB)と、米ベックマン・コールターがアルツハイマー病(AD)などの神経疾患領域での提携拡大に関する契約を結んだと発表した。


 両社は2023年7月、神経疾患関連領域での臨床検査薬の開発、製造等で提携する契約を締結済みで、今回の提携拡大には、血漿中の217位リン酸化タウ蛋白(pTau217)を測定する検査試薬や、血漿中βアミロイド1-42検査試薬などが含まれている。ベックマン・コールターの高感度全自動化学発光酵素免疫測定装置「DxI 9000 Access Immunoassay Analyzer」に搭載可能なAD関連試薬としての開発を進める計画。


 富士レビオグループは、アルツハイマー病治療に貢献する血液検査用試薬等のグローバル市場での実用化に向け、提携拡大に基づく受託開発製造(CDMO)戦略を加速させたい考えだ。

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