top of page

血中バクテリア除去技術を開発 京都大と五眼テクノロジーズ

  • mitsui04
  • 4月7日
  • 読了時間: 1分
 京都大学は3月19日、成長戦略本部の植田充美名誉教授、農学研究科の青木航助教(研究当時、現在は大阪大学大学院教授)らの研究チームが、五眼テクノロジーズ(東京都港区)との共同研究で、血液中のバクテリアを体外の循環装置で除去する技術を開発したと発表した。

 開発された技術では、血液中のバクテリアを吸着・回収する物質「Collectron」を利用する。Collectronは、ナノサイズのリポソームを核とし、血液中のバクテリアを選択的に吸着して静電吸着器によって回収される。生理食塩水内では1回のフィルタリングでほぼ100%、濾過ウシ血液では54%の血中バクテリアを除去した。

 研究成果は、バイオテクノロジー分野で国際的に権威のある「Journal of Bioscience and Bioengineering」誌2025年3月号に掲載された。
2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

その他の最新記事

MTJメールニュース

​株式会社じほう

bottom of page