top of page

携帯型心電計で心房細動を早期発見 みなみ野循環器病院の幡氏「ホームモニタリング」を提唱

幡氏
幡氏
 オムロンヘルスケアは3月5日、東京都内でメディアセミナーを開いた。みなみ野循環器病院( 東京都八王子市)の幡芳樹理事長が講演し、家庭で測定された心電図記録を病診連携の中で活用し、心房細動の早期発見などに役立てていることを説明した。実際に発見された症例などを踏まえ、今後、携帯型心電計の患者への啓発・周知が必要だと感じているという。

 同病院では病診連携に携帯型心電計を活用。実際には、地域のかかりつけ医が携帯型心電計を不整脈疑いなどの患者に貸し出し、家庭での心電図記録をかかりつけ医と病院の専門医が利用することで、心房細動の早期発見につなげている。

 幡氏は、心不全のリスク因子である虚血性心疾患や不整脈の患者数が増加の一途をたどっていると指摘。これら疾患の早期発見・治療介入には、携帯型心電計の記録などで健康を管理する「ホームモニタリング」が有用だとした。
2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

その他の最新記事

MTJメールニュース

​株式会社じほう

bottom of page